理学療法士の守秘義務を規定するのはどれか。
- 憲法
- 民法
- 医師法
- 医療法
- 理学療法士及び作業療法士法
解答解説
正解は5(理学療法士及び作業療法士法)です。
理学療法士の守秘義務については、理学療法士及び作業療法士法第44条で明確に規定されています。この法律は、理学療法士が業務上知り得た秘密を正当な理由なく漏らすことを禁じています。
各選択肢の解説
- 憲法
憲法は基本的人権を保障する最高法規ですが、職業別の具体的な守秘義務について規定するものではありません。 - 民法
民法は個人間の権利や義務を規定する法律であり、守秘義務そのものを直接的に規定しているわけではありません。 - 医師法
医師法第19条で医師の守秘義務が規定されていますが、理学療法士には適用されません。 - 医療法
医療法は医療機関の運営や患者情報の取り扱いを含む法律ですが、理学療法士個人の守秘義務について直接規定しているわけではありません。 - 理学療法士及び作業療法士法
第44条により、理学療法士に対する守秘義務が明記されています。このため、守秘義務の根拠として最も適切です。
ワンポイントアドバイス
守秘義務は医療職としての基本的な責務です。理学療法士及び作業療法士法第44条を根拠に、患者情報を適切に取り扱うことが求められます。また、患者との信頼関係を築く上でも守秘義務の遵守は非常に重要です。