胃の解剖について正しいのはどれか。
- 胃底は胃の下方をいう。
- 胃の左縁を小弯という。
- 食道と胃の境に噴門が位置する。
- 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している。
- 胃酸を分泌する腺は幽門前庭に多くみられる。
解答解説
正解は3. 食道と胃の境に噴門が位置するです。
噴門は、食道と胃の接続部にある構造で、胃への内容物の出入りを調整します。胃の他の部位としては、胃底(最上部)、胃体(中央部)、幽門部(十二指腸に接続する部分)があります。噴門は食道から胃へ内容物が流れる入口に位置するため、正しい選択肢です。
各選択肢の解説
- 胃底は胃の下方をいう
胃底は胃の最上部に位置し、横隔膜の下に接する部分です。胃の下方ではありません。この選択肢は誤りです。 - 胃の左縁を小弯という
胃の左縁は大弯、右縁を小弯と呼びます。この選択肢は誤りです。 - 食道と胃の境に噴門が位置する(正解)
噴門は、食道から胃への入口部分に位置する構造です。正しい選択肢です。 - 大弯は肝胃間膜によって肝臓と結合している
肝胃間膜は小弯側に位置し、大弯は胃大網によって腸間膜と結合しています。この選択肢は誤りです。 - 胃酸を分泌する腺は幽門前庭に多くみられる
胃酸は胃底腺(主に胃底と胃体に分布)で分泌されます。幽門前庭部は主にアルカリ性粘液を分泌し、胃酸の分泌は少ないです。この選択肢は誤りです。
ワンポイントアドバイス
胃の解剖における部位の名称と役割を整理して覚えましょう。特に、噴門(食道と胃の境)、幽門(胃と十二指腸の境)、胃底(胃の最上部)といった基本構造は試験や臨床で頻出の内容です。また、分泌機能や膜の接続部位にも注意しましょう。