ICFの脳卒中Brief core setに含まれるのはどれか。
- 歩行
- 痛みの感覚
- 運動耐容能
- 関節の可動性
- レクリエーションとレジャー
解答解説
正解は1. 歩行です。
ICF(国際生活機能分類)の脳卒中Brief core setは、脳卒中患者の評価において特に重要とされる項目を抽出したもので、身体機能、活動・参加、環境因子の3つの領域に関連する内容が含まれます。「歩行」は、活動・参加の領域に含まれる基本的な動作であり、脳卒中患者のリハビリテーションで重点的に評価・介入される項目です。
各選択肢の解説
- 歩行(正解)
歩行は、ICFの脳卒中Brief core setの活動・参加の項目に含まれています。特に脳卒中後の運動機能回復において重要な指標です。正しい選択肢です。 - 痛みの感覚
痛みの感覚は、ICF全体の分類には含まれますが、脳卒中Brief core setには含まれていません。この選択肢は誤りです。 - 運動耐容能
運動耐容能は身体機能に関連するICF項目ではありますが、脳卒中Brief core setの対象外です。この選択肢は誤りです。 - 関節の可動性
関節可動域の評価はリハビリテーションで重要ですが、脳卒中Brief core setには含まれていません。この選択肢は誤りです。 - レクリエーションとレジャー
レクリエーションやレジャーは活動・参加の項目に含まれるものの、脳卒中Brief core setには含まれていません。この選択肢は誤りです。
ワンポイントアドバイス
ICF脳卒中Brief core setは、脳卒中患者の生活機能を簡潔に評価するために作成された枠組みです。特に、歩行や日常生活動作(ADL)に関連する項目が重視されることを理解しておきましょう。選択肢のような広範な項目は、ICF全体で評価される内容として認識すると区別しやすいです。