介護保険について正しいのはどれか。
- 要介護認定の申請は都道府県に対して行う。
- 65歳未満では給付を受けられない。
- 要介護認定には主治医意見書が必要である。
- 要介護状態区分等は要支援と要介護を合わせて6段階ある。
- ケアプランを作成できるのはケアマネジャーのみである。
解答解説
正解は3です。
要介護認定の際には、主治医意見書が必要です。 要介護認定では、本人の身体状況や日常生活の支援の必要性を確認するため、医師の客観的な意見が求められます。
選択肢の解説
- 要介護認定の申請は都道府県に対して行う。
誤りです。 要介護認定の申請は、市区町村に対して行います。市区町村が窓口であり、認定調査などの手続きも市区町村で行われます。 - 65歳未満では給付を受けられない。
誤りです。 介護保険では、65歳以上の第1号被保険者だけでなく、40歳以上65歳未満の第2号被保険者も、特定疾病(例:がん末期や筋萎縮性側索硬化症など)が原因で要介護状態となった場合には給付を受けることができます。 - 要介護認定には主治医意見書が必要である。
正しい記述です。 要介護認定を行う際には、主治医からの意見書を提出し、心身の状態を客観的に評価する必要があります。 - 要介護状態区分等は要支援と要介護を合わせて6段階ある。
誤りです。 要支援1・2と要介護1~5を合わせて7段階です。この7段階に基づき、必要な介護サービスが提供されます。 - ケアプランを作成できるのはケアマネジャーのみである。
誤りです。 利用者やその家族もケアプランを作成することが可能です。ただし、専門的な調整が必要な場合はケアマネジャーが作成することが一般的です。
ワンポイントアドバイス
介護保険制度の基本事項を整理して覚えましょう。特に、要介護認定の流れ(申請、市区町村窓口、主治医意見書の提出、調査・判定)や、対象者(第1号被保険者と第2号被保険者)、および要介護区分(7段階)を正確に理解することが重要です。