第53回理学療法士国家試験　午前問題73

足の外側縦アーチを形成するのはどれか。2つ選べ。

1. 踵骨
2. 踝骨
3. 舟状骨
4. 立方骨
5. 中間楔状骨

解答解説

正解は1と4です。

足の外側縦アーチは、踵骨、立方骨、第4および第5中足骨によって構成されています。外側縦アーチは足底の安定性と体重支持において重要な役割を果たします。

選択肢の解説

1. 踵骨
   正しい記述です。 踵骨は外側縦アーチの基盤となる骨で、体重を支える重要な役割を果たします。
2. 踝骨
   誤りです。 踝骨は内側縦アーチの一部を構成しますが、外側縦アーチには関与しません。
3. 舟状骨
   誤りです。 舟状骨は内側縦アーチを形成する骨であり、外側縦アーチには関与しません。
4. 立方骨
   正しい記述です。 立方骨は外側縦アーチの重要な構成要素で、第4および第5中足骨と連結しています。
5. 中間楔状骨
   誤りです。 中間楔状骨は内側縦アーチを構成する骨で、外側縦アーチには含まれません。

ワンポイントアドバイス

足部アーチには内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3種類があります。それぞれの構成骨を正確に覚えることが重要です。外側縦アーチは踵骨と立方骨が主要構造であり、内側縦アーチと役割を区別して覚えると理解が深まります。