脳卒中後の左片麻痺患者の生活環境を整えることとした。ベッドとポータブルトイレの配置で適切なのはどれか。
- ①
- ②
- ③
- ④
- ⑤
解答解説
正解は1. ①です。
解説
左片麻痺の患者にとって、生活環境の整備は重要です。ポータブルトイレの配置は健側(右側)に設置するのが適切であり、患者が片手で安全かつ効率的に操作できるようにします。
- 図①はポータブルトイレがベッドの右側に設置されており、健側で操作しやすい配置です。
- 他の選択肢は左片麻痺患者にとって操作が困難な配置となっています。
各選択肢の評価
- ①
ポータブルトイレが健側(右側)に配置されており、最も適切です。 - ②
トイレが左側に設置されており、麻痺側での操作が必要になるため不適切です。 - ③
トイレが左側に設置されており、患者の負担が大きい配置です。 - ④
トイレの位置が遠く、移動が困難になるため不適切です。 - ⑤
トイレがベッドの真ん中に配置されており、スペースを無駄に使っています。麻痺側での操作も必要になるため不適切です。
ワンポイントアドバイス
片麻痺患者の生活環境整備では、健側で操作しやすい環境を作ることがポイントです。ベッドの高さや動線の確保にも配慮し、転倒リスクを最小限にする工夫を忘れないようにしましょう。