第58回

第58回理学療法士国家試験 午後問題60

距骨と関節を構成するのはどれか。2つ選べ。

  1. 踵骨
  2. 舟状骨
  3. 立方骨
  4. 第1中足骨
  5. 内側楔状骨

解答解説

正解は1. 踵骨2. 舟状骨です。

距骨は足根骨の一部であり、踵骨と舟状骨と連結して関節を構成します。他の選択肢に挙げられた骨は、距骨とは関節を構成しません。

各選択肢の解説

  1. 踵骨
    この選択肢が正解です。
    距骨は踵骨の上に位置し、距骨下関節を構成します。踵骨との連結は、足首の安定性と動きに重要です。
  2. 舟状骨
    この選択肢が正解です。
    距骨は舟状骨と連結し、距舟関節を構成します。この連結により、足部の柔軟性が保たれます。
  3. 立方骨
    この選択肢は誤りです。
    立方骨は舟状骨や外側楔状骨と関節を構成しますが、距骨とは直接連結しません。
  4. 第1中足骨
    この選択肢は誤りです。
    第1中足骨は内側楔状骨と連結しますが、距骨とは関係ありません。
  5. 内側楔状骨
    この選択肢は誤りです。
    内側楔状骨は舟状骨や中足骨と連結しますが、距骨との直接の連結はありません。

ワンポイントアドバイス

距骨を中心とした足根骨の関節構成は試験で頻出です。特に距骨下関節(距骨と踵骨)や距舟関節(距骨と舟状骨)の位置関係を図などで整理して覚えましょう。骨」「舟状骨」と関節を形成します。特に足関節と距骨下関節の構造をしっかり整理しておきましょう。