介護予防事業の基本チェックリストで低栄養判断基準となるBMIはどれか。
- 16.5未満
- 18.5未満
- 20.5未満
- 22.5未満
- 24.5未満
解答解説
正解は「2」です。
介護予防事業の基本チェックリストでは、BMIが18.5未満の場合に低栄養リスクがあると判断されます。BMI18.5は、一般的にも痩せの基準とされており、高齢者においては低体重によるフレイルやサルコペニアのリスクが高まるため、栄養状態の改善が必要とされます。
厚生労働省HPより引用:https://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/dl/tp0501-1f_0005.pdf
選択肢ごとの解説
- 16.5未満
BMI16.5未満は極端に低い状態を示し、低栄養状態として深刻ですが、介護予防事業での基準としては低すぎます。 - 18.5未満
正解です。 BMI18.5未満は、低栄養リスクを判定する基準として広く用いられており、介護予防事業でもこの値が採用されています。 - 20.5未満
BMI20.5未満は正常体重の範囲に近く、低栄養の判定基準としては高すぎます。 - 22.5未満
BMI22.5未満は健康的な体重の範囲内であり、低栄養とは関係ありません。 - 24.5未満
BMI24.5未満は軽度肥満に該当し、低栄養リスクを判定する基準には適していません。
ワンポイントアドバイス
介護予防事業では、高齢者の低栄養リスクを早期に発見し、適切な栄養管理を行うことが重要です。BMI18.5未満が基準であることを明確に覚え、高齢者の栄養状態を総合的に評価する力を養いましょう。