通常歩行（4km/h）の代謝当量（METs）はどれか。
- 1〜2METs
- 3〜4METs
- 5〜6METs
- 7〜8METs
- 9〜10METs
解答解説
正解は2です。
通常歩行（約4km/h）の代謝当量（METs）は3〜4METsに該当します。METs（Metabolic Equivalents）は身体活動の強度を表す単位で、安静時のエネルギー消費量（1MET）を基準としています。4km/hの歩行は軽度から中等度の運動に分類され、日常的に行いやすい活動の一つです。
選択肢の解説
- 1〜2METs
誤りです。1〜2METsは、座位や横になっている状態のような安静に近い活動に該当します。通常歩行（4km/h）はこれより高いエネルギー消費を伴います。 - 3〜4METs
正解です。通常歩行（約4km/h）は3〜4METsに該当し、軽度から中等度の運動として分類されます。健康維持や介護予防のためにも推奨される運動強度です。 - 5〜6METs
誤りです。5〜6METsは速歩や軽いジョギングに該当します。通常歩行よりも高い強度の運動です。 - 7〜8METs
誤りです。7〜8METsはジョギングやランニングに該当する強度であり、通常歩行よりもかなり負荷が高い運動です。 - 9〜10METs
誤りです。9〜10METsは激しい運動（例：ランニングや重い荷物を運ぶ運動）に該当します。通常歩行とは大きく異なります。
ワンポイントアドバイス
METsは運動強度を客観的に評価する指標として活用されます。通常歩行（3〜4METs）は日常生活に取り入れやすく、健康増進や疾患予防に適しています。一方で、速歩（5〜6METs）やランニング（7METs以上）などの強度が異なる運動との違いを理解しておくと、試験対策に役立ちます。
