正しい組合せはどれか。
- A. Beck ―― 愛着理論
- J. Bowlby ―― 認知療法
- R. Liberman ―― 系統的脱感作
- C. Rogers ―― 来談者中心療法
- J. Wolpe ―― 社会生活技能訓練
解答解説
正解は4. C. Rogers 来談者中心療法です。
解説
各選択肢の解説
- A. Beck ―― 愛着理論(誤り)
- A. Beck(アーロン・ベック)は「認知療法」の創始者として知られています。一方、「愛着理論」はJ. Bowlby(ジョン・ボウルビィ)によって提唱されました。
- J. Bowlby ―― 認知療法(誤り)
- J. Bowlbyは「愛着理論」を提唱した人物です。「認知療法」はA. Beckが開発した心理療法であり、この選択肢は誤りです。
- R. Liberman ―― 系統的脱感作(誤り)
- R. Liberman(リバーマン)は、精神障害者のための「社会生活技能訓練(SST)」を開発した人物です。「系統的脱感作」はJ. Wolpe(ウォルピ)が提唱した行動療法の一種です。この選択肢は誤りです。
- C. Rogers ―― 来談者中心療法(正解)
- C. Rogers(カール・ロジャーズ)は「来談者中心療法」の創始者です。この療法は、クライエントの自己実現能力を信頼し、治療者が無条件の肯定的関心を示すことで治療を進めるものです。この選択肢は正しいです。
- J. Wolpe ―― 社会生活技能訓練(誤り)
- J. Wolpeは「系統的脱感作」を提唱した人物です。「社会生活技能訓練(SST)」はR. Libermanが開発しました。この選択肢は誤りです。
ワンポイントアドバイス
心理学における理論や療法とその提唱者を正確に関連付けることが重要です。特に、以下の組合せを覚えておくと試験に役立ちます:
- A. Beck → 認知療法
- J. Bowlby → 愛着理論
- C. Rogers → 来談者中心療法
- R. Liberman → 社会生活技能訓練(SST)
- J. Wolpe → 系統的脱感作
これらを整理して覚えておきましょう。