関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準)による股関節の参考可動域角度で正しいのはどれか。
- 外旋:20°
- 外転:20°
- 屈曲:110°
- 伸展:15°
- 内旋:20°
解答解説
正解は 4. 伸展:15° です。
日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会の基準による股関節の参考可動域角度は、屈曲120°、伸展15°、外転45°、内転20°、外旋45°、内旋45°です。この中で、伸展が15°であることが正解となります。
各選択肢の解説
- 外旋:20°
股関節の外旋の参考可動域角度は45°です。 20°では基準よりも大幅に小さく、この選択肢は誤りです。 - 外転:20°
股関節の外転の参考可動域角度は45°です。 20°は基準よりも小さいため、この選択肢も誤りです。 - 屈曲:110°
股関節の屈曲の参考可動域角度は120°です。 110°は基準よりも小さいため、この選択肢は誤りです。 - 伸展:15°
正解です。股関節の伸展の参考可動域角度は15°で、基準に合致しています。 - 内旋:20°
股関節の内旋の参考可動域角度は45°です。 20°は基準よりも小さく、この選択肢は誤りです。
ワンポイントアドバイス
関節可動域の参考基準は、臨床でのリハビリ評価や治療計画に役立ちます。特に日本整形外科学会と日本リハビリテーション医学会が設定している基準値は、試験でもよく出題されるため、覚えておきましょう。屈曲120°、伸展15°、外転45°、内転20°、外旋45°、内旋45°が股関節の基準値です。