言語発達で正しいのはどれか。
- 喃語は6か月ころからみられる。
- 有意味語の発語は8か月ころからみられる。
- 言語的意味理解は10か月ころからみられる。
- 2語文の発話は1歳ころにみられる。
- 言語獲得の臨界期は3歳ころである。
解答解説
正解は1. 喃語は6か月ころからみられると3. 言語的意味理解は10か月ころからみられるです。
各選択肢の解説
- 喃語は6か月ころからみられる。(正解)
喃語(ba-ba、da-daなど)は6か月ころから始まる言語発達の初期段階です。この選択肢は正しいです。 - 有意味語の発語は8か月ころからみられる。
有意味語(ママ、パパなど)は一般的に12か月ころにみられます。8か月ころはまだ喃語の段階であるため、この選択肢は誤りです。 - 言語的意味理解は10か月ころからみられる。(正解)
「ママ」「パパ」など簡単な言葉の意味を理解し始めるのは、10か月ころからです。この選択肢は正しいです。 - 2語文の発話は1歳ころにみられる。
2語文(例:「ママ、行く」「お菓子、欲しい」)は1歳半から2歳ころにみられるため、1歳ころにはまだ早い段階です。この選択肢は誤りです。 - 言語獲得の臨界期は3歳ころである。
言語獲得の臨界期は5歳ころまでとされており、3歳ではまだ途中の段階です。この選択肢は誤りです。
ワンポイントアドバイス
言語発達の一般的な流れを覚えましょう:
- 6か月ころ:喃語が始まる。
- 10か月ころ:簡単な言葉の意味を理解し始める。
- 12か月ころ:有意味語の発語。
- 1歳半~2歳ころ:2語文の発話。
- 5歳ころまで:言語獲得の臨界期。
この流れを押さえることで、試験や臨床場面で役立ちます。