胃の分泌で正しいのはどれか。2つ選べ。
- ヒスタミンは胃酸分泌を抑制する。
- 迷走神経刺激は胃酸分泌を促進する。
- ガストリンは蛋白質の消化酵素である。
- 内因子はビタミンB12の吸収に関与する。
- ペプシノーゲンは壁細胞から分泌される。
解答解説
正解は2. 迷走神経刺激は胃酸分泌を促進すると4. 内因子はビタミンB12の吸収に関与するです。
- ヒスタミンは胃酸分泌を抑制する
- ヒスタミンは胃酸分泌を促進する役割を持ち、抑制は誤りです。
- 迷走神経刺激は胃酸分泌を促進する
- 正しい記述です。迷走神経の刺激により、胃酸の分泌が活性化されます。
- ガストリンは蛋白質の消化酵素である
- ガストリンは消化酵素ではなく、胃酸分泌を促進するホルモンです。
- 内因子はビタミンB12の吸収に関与する
- 正しい記述です。内因子はビタミンB12の吸収に必要であり、壁細胞から分泌されます。
- ペプシノーゲンは壁細胞から分泌される
- ペプシノーゲンは主細胞から分泌され、壁細胞ではありません。
ワンポイントアドバイス
胃の分泌物(胃酸、ペプシノーゲン、内因子)や分泌を制御する因子(迷走神経、ヒスタミン、ガストリン)の関係性を理解しておきましょう。