良性の骨軟部腫瘍はどれか。
- 脊索腫
- 軟骨肉腫
- 血管内皮腫
- 海綿状血管腫
- 多発性骨髄腫
解答解説
正解は4(海綿状血管腫)です。
海綿状血管腫は、良性の血管腫で、骨や軟部組織に発生することがあります。一般的に進行が遅く、転移のリスクは低いですが、局所的に骨を破壊したり、痛みを引き起こす場合があります。治療は経過観察が主ですが、症状が強い場合は手術が検討されます。
各選択肢の解説
- 脊索腫
脊索腫は脊柱や頭蓋底に発生する腫瘍で、一般に悪性腫瘍に分類されます。この選択肢は誤りです。 - 軟骨肉腫
軟骨肉腫は軟骨由来の悪性骨腫瘍で、転移のリスクがあります。この選択肢は誤りです。 - 血管内皮腫
血管内皮腫は血管内皮から発生する腫瘍で、悪性の可能性がある腫瘍(中間悪性)とされています。この選択肢は誤りです。 - 海綿状血管腫
海綿状血管腫は良性の腫瘍で、骨や軟部組織に発生することがあります。良性腫瘍に分類されるため、この選択肢は正しいです。 - 多発性骨髄腫
多発性骨髄腫は骨髄での形質細胞の異常増殖による悪性疾患であり、骨破壊や全身性の症状を引き起こします。この選択肢は誤りです。
ワンポイントアドバイス
良性の骨軟部腫瘍と悪性腫瘍の区別を理解するためには、以下を押さえておくと役立ちます:
- 良性腫瘍:進行が遅く、転移しない(例:骨腫、海綿状血管腫)。
- 悪性腫瘍:局所侵入性が高く、転移のリスクがある(例:骨肉腫、軟骨肉腫)。
腫瘍の良悪性によって治療方針が大きく異なるため、基本的な分類を覚えておくことが重要です。