腸骨稜に付着する筋はどれか。
- 広背筋
- 小殿筋
- 僧帽筋
- 多裂筋
- 大腰筋
解答解説
正解は1.広背筋です。
広背筋は、腸骨稜の後面を含む広い範囲に付着する筋肉で、肩関節の内旋・内転や体幹の回旋などに関与します。他の選択肢に挙げられた筋は腸骨稜には付着しません。
各選択肢の解説
- 広背筋
この選択肢が正解です。広背筋は腸骨稜後面、下部胸椎、仙骨などに付着し、強力な体幹・肩関節の運動を行います。 - 小殿筋
この選択肢は誤りです。小殿筋は腸骨の外側面に起始し、腸骨稜には付着しません。 - 僧帽筋
この選択肢は誤りです。僧帽筋は後頭骨、鎖骨、肩甲骨に付着し、腸骨稜には関与しません。 - 多裂筋
この選択肢は誤りです。多裂筋は椎骨に付着する筋で、腸骨稜には関係しません。 - 大腰筋
この選択肢は誤りです。大腰筋は腰椎から起始し、大腿骨に停止する筋で、腸骨稜には付着しません。
ワンポイントアドバイス
腸骨稜に付着する筋肉には、広背筋、腹横筋、外腹斜筋などがあります。骨と筋肉の付着部を結び付けて覚えると解答が容易になります。筋などが付着します。解剖学的な筋の起始・停止を押さえておきましょう。