小児を裸足で方眼紙の上を歩行させた図を示す。重複歩距離はどれか。
- 10 cm
- 20 cm
- 35 cm
- 40 cm
- 55 cm
解答解説
正解は 4. 40 cm です。
重複歩距離とは、左右の足の歩幅が前後で重なる部分の長さを指します。この場合、図の足跡を確認すると、左右の足が前後に重なる距離が40 cmであることがわかります。
各選択肢の解説
- 10 cm
誤りです。10 cmは、左右の足が重なる部分の一部にすぎません。 重複歩距離は図全体で考える必要があります。 - 20 cm
誤りです。20 cmでは、左右の重複範囲全体を正確に反映していません。 - 35 cm
誤りです。この値も重複歩距離を正確に反映したものではありません。 図では40 cmの重複が確認できます。 - 40 cm
正解です。図の足跡を基に、左右の足が重なった全体の距離を計算すると40 cmとなります。 方眼紙の1マスが5 cmであることを基に確認できます。 - 55 cm
誤りです。55 cmは、実際の重複歩距離よりも過大な値です。 図にはこれほどの重複は見られません。
ワンポイントアドバイス
重複歩距離は、歩行のバランスや対称性の評価に用いられます。図や測定道具を正確に読み取るスキルが重要です。方眼紙の1マスのサイズや足跡の配置に注目して、正確な数値を算出できるようにしましょう。