身体障害者障害程度等級表による内部障害でないのはどれか。
- 小腸機能障害
- 心臓機能障害
- 代謝機能障害
- 膀胱機能障害
- 呼吸器機能障害
解答解説
正解は3.代謝機能障害です。
身体障害者障害程度等級表における「内部障害」は、特定の臓器や機能に障害がある場合を対象としていますが、代謝機能障害(例:糖尿病)は内部障害として規定されていません。代謝機能障害は他の医療的支援の対象になることが一般的です。
各選択肢の解説
- 小腸機能障害
正しい。小腸機能障害は内部障害として認定される可能性があり、栄養吸収障害や排泄の問題を伴います。 - 心臓機能障害
正しい。心臓機能障害は内部障害として認定され、心不全や心臓弁膜症などが該当します。 - 代謝機能障害
誤り。代謝機能障害(糖尿病や内分泌障害など)は身体障害者障害程度等級表の「内部障害」には該当しません。 - 膀胱機能障害
正しい。膀胱機能障害は内部障害として認定されることがあり、排尿機能の異常を含みます。 - 呼吸器機能障害
正しい。呼吸器機能障害は内部障害に含まれ、慢性呼吸不全などが該当します。
ワンポイントアドバイス
身体障害者障害程度等級表の「内部障害」に含まれる主な疾患は以下の通りです:
- 呼吸器機能障害
- 心臓機能障害
- 腎臓機能障害
- 小腸機能障害
- 膀胱直腸機能障害
- 肝臓機能障害
代謝性疾患や内分泌疾患は「内部障害」に含まれないことを覚えておきましょう。