第58回

第58回理学療法士国家試験 午後問題37

がん検診の実施が規定されているのはどれか。

  1. 介護保険法
  2. 健康増進法
  3. 生活保護法
  4. 障害者総合支援法
  5. 健康日本21(第二次)

解答解説

正解は2. 健康増進法です。

健康増進法は、国民の健康を増進し、疾病予防を推進するための法律です。がん検診の実施基準や内容は、この法律に基づいて規定されています。他の選択肢はがん検診とは直接関係しません。

各選択肢の解説

  1. 介護保険法
    この選択肢は誤りです。
    介護保険法は高齢者の介護サービスを提供するための法律で、がん検診の実施基準は含まれていません。
  2. 健康増進法
    この選択肢が正解です。
    健康増進法は、がん検診を含む疾病予防の指針を定める法律です。
  3. 生活保護法
    この選択肢は誤りです。
    生活保護法は経済的支援を提供する法律であり、がん検診の実施とは無関係です。
  4. 障害者総合支援法
    この選択肢は誤りです。
    障害者総合支援法は障害者福祉に関する法律で、がん検診の規定は含まれていません。
  5. 健康日本21(第二次)
    この選択肢は誤りです。
    健康日本21は健康施策の目標を示すプログラムであり、法的拘束力はありません。

ワンポイントアドバイス

がん検診の法的根拠は健康増進法に基づいています。試験では、各法律が目的とする分野や具体的な内容を把握することで、類似した設問への対応力を高めることが重要です。