障害者総合支援法に基づくサービスのうち、介護給付にあたるのはどれか。
- 補装具
- 相談支援
- 自立生活援助
- グループホーム
- ホームヘルプサービス
解答解説
正解は5(ホームヘルプサービス)です。
障害者総合支援法に基づく介護給付は、障害者が日常生活を送る上で必要な介護を提供するサービスであり、ホームヘルプサービス(訪問介護)はこれに該当します。介護給付には、訪問介護のほか、施設入所支援や短期入所(ショートステイ)なども含まれます。
各選択肢の解説
- 補装具
補装具(車椅子や義肢などの提供や修理)は、障害者の自立支援のためのサービスですが、介護給付ではなく補装具費の支給に分類されます。この選択肢は誤りです。 - 相談支援
相談支援は、障害者やその家族の相談に応じ、適切な支援計画を作成するサービスで、地域相談支援に分類されます。介護給付には該当しません。この選択肢は誤りです。 - 自立生活援助
自立生活援助は、障害者が一人暮らしなどの自立した生活を送れるよう支援員が訪問するサービスで、地域生活支援に分類されます。介護給付には含まれません。この選択肢は誤りです。 - グループホーム
グループホーム(共同生活援助)は、障害者が少人数で共同生活を送る場で支援を受けるサービスで、地域生活支援の一環です。介護給付には該当しません。この選択肢は誤りです。 - ホームヘルプサービス
ホームヘルプサービス(訪問介護)は、障害者が自宅で日常生活を送る際に、介護職員が訪問して食事、入浴、排泄などの介助を行うサービスで、介護給付に該当します。この選択肢は正しいです。
ワンポイントアドバイス
障害者総合支援法のサービスは、大きく介護給付と訓練等給付、地域生活支援に分けられます。それぞれの特徴を理解し、支援の目的や対象を明確に把握することが重要です。介護給付は、日常生活の介助を中心にしたサービスに該当します。