SOAPで正しいのはどれか。
- Sには患者の評価結果を記載する。
- Oには患者の訴えを記載する。
- Aには治療プログラムを記載する。
- Pには評価結果の解釈を記載する。
- 問題指向型の診療記録である。
解答解説
正解は5.問題指向型の診療記録であるです。
SOAPは、患者の診療記録を整理するための問題指向型記録法(POMR)の一部です。SOAPは以下の内容を記録します:
- S(Subjective):患者の主観的な訴え
- O(Objective):客観的データ(検査・観察結果など)
- A(Assessment):評価結果や解釈
- P(Plan):治療計画
各選択肢の解説
- Sには患者の評価結果を記載する。
この選択肢は誤りです。S(Subjective)には患者の主観的訴えを記載します。評価結果ではありません。 - Oには患者の訴えを記載する。
この選択肢は誤りです。O(Objective)には、客観的なデータを記録します。訴えはSに含まれます。 - Aには治療プログラムを記載する。
この選択肢は誤りです。A(Assessment)には評価結果の解釈を記載し、治療プログラムはPに記載します。 - Pには評価結果の解釈を記載する。
この選択肢は誤りです。P(Plan)には今後の治療計画を記載し、評価結果の解釈はAに含まれます。 - 問題指向型の診療記録である。
この選択肢が正解です。SOAPは、POMR(問題指向型医療記録)の形式に基づいた記録方法です。
ワンポイントアドバイス
SOAP記録は、S:主観的情報、O:客観的データ、A:評価結果の解釈、P:治療計画と覚えましょう。記録の各項目を具体的に区別できることが重要です。ょう。