副交感神経の作用で抑制されるのはどれか。
- 膵液分泌
- 気管支筋収縮
- 房室伝導速度
- 直腸平滑筋収縮
- グリコーゲン合成
解答解説
正解は3. 房室伝導速度です。
副交感神経は心臓において心拍数と伝導速度を抑制する働きを持っています。他の選択肢は副交感神経の促進作用に関連しています。
各選択肢の解説
- 膵液分泌
この選択肢は誤りです。
副交感神経は消化活動を促進し、膵液分泌を促進します。 - 気管支筋収縮
この選択肢は誤りです。
副交感神経の作用により、気管支筋が収縮します。 - 房室伝導速度
この選択肢が正解です。
副交感神経は心拍数とともに房室伝導速度を抑制します。 - 直腸平滑筋収縮
この選択肢は誤りです。
副交感神経は消化管の活動を促進し、直腸平滑筋の収縮を促します。 - グリコーゲン合成
この選択肢は誤りです。
副交感神経はエネルギー蓄積を促進し、グリコーゲン合成を活性化します。
ワンポイントアドバイス
副交感神経は、消化管や気管支の促進作用に加え、心臓の抑制作用が特徴的です。特に心拍数と房室伝導速度の抑制は試験頻出の内容なので覚えておきましょう。