検査と身体状況の組合せで正しいのはどれか。
- BBS – 体格
- FIM – 呼吸機能
- MMSE – 平衡機能
- NRS – 疼痛
- VAS – 認知機能
解答解説
正解は4. NRS – 疼痛です。
NRS(Numeric Rating Scale)は疼痛を評価するスケールであり、患者が感じる痛みを0~10の数値で表します。他の選択肢は検査内容と評価項目の組み合わせが誤っています。
各選択肢の解説
- BBS 体格
この選択肢は誤りです。
BBS(Berg Balance Scale)は平衡機能を評価する検査です。 - FIM 呼吸機能
この選択肢は誤りです。
FIM(Functional Independence Measure)はADLを評価するスケールであり、呼吸機能の評価は含みません。 - MMSE 平衡機能
この選択肢は誤りです。
MMSE(Mini-Mental State Examination)は認知機能を評価する検査です。 - NRS 疼痛
この選択肢が正解です。
NRSは患者の主観的な疼痛評価に使用されるスケールです。 - VAS 認知機能
この選択肢は誤りです。
VAS(Visual Analog Scale)は疼痛や感覚の評価に使用され、認知機能の評価には適しません。
ワンポイントアドバイス
各検査や評価ツールの目的や評価項目を正確に理解し、試験で問われる際に混乱しないよう整理しましょう。特にNRSやVASのような疼痛評価スケールは頻出です。